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DIY初心者がクロスを貼る前にやって欲しい事

こんにちは さめなますです

今回は前回の下地処理の項目で、貼る状態まで下地が出来たと思います

 

 

kabegami-diy.net

 

次はいよいよクロス貼りです

でもその前に少しアドバイスがあります

DIY初心者の張り替え時の下紙の処理

クロスを剥がせば、下紙が必ず残ります

上記の記事でも触れていますが、イロイロな処理方法がありますが、下紙を剥がす工程をしないのであれば、必ず下紙はあります

この下紙が、張り替え作業の問題点となります

そのままの状態

剥がした時の下紙の状態

剥がした時の下紙の状態

リフォームパテや粉末パテを使って、下地は出来ていると思います

プロは慣れているので、今の段階で貼りますが、初心者はスピードがゆっくりですよね

そうすると、作業している間にクロスの糊を下紙が吸って、思いもしない時間でクロスがくっ付いてしまいます

一回くっ付いてしまうと、剥がすのはリスクが伴います

クロスが下紙にくっ付いた状態で剥がしていまうと、

下紙ごと剥がれてきたり、最悪石膏ボードの表面までもが、剥がれてクロスに付いてきます

こうなれば、作業は終了です

せっかく糊をつけて用意したクロスも無駄になる可能性も出てきます

クロスがくっ付く前に貼るのが理想ですが、初心者の方はそうもいきませんよね

シーラーを塗った下紙

この作業はやってもやらなくても良いのですが、初めてのDIYならお薦めします

剥がした下紙の状態

剥がした時の下紙の状態

プロは、スピードと糊の塗布量で調整します

初心者さんでも糊を多く塗布することで、対応できますが、恐らく糊付き壁紙を買うと思います

糊付き壁紙に後から、追加の糊を塗布しても良いのですが、

糊が厚くなってくると、糊が邪魔でクロスが貼りにくくなってしまいます

こいう時にシーラーの出番です

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これを、水100に対して30位で希釈して、下紙面、パテ処理面などに、ローラーで塗っていきます

★アドバイス

ローラーで塗り終わったら、最低1日は完全に乾かします 乾燥して下紙が浮いている所があったら、剥がしてパテ処理すれば完璧です

手で触ってもいいですし、パテベラで表面をなでるように探すのもありです

乾いた時の図

シーラー処理をしたイメージです

シーラー処理をしたイメージです

この水色の部分がシーラーで出来た膜です

これにより、下紙への糊の吸収が遅くなるので、結果ゆっくり作業できる事になります

まとめ

下紙に再度、処理をするのは、はっきり言って面倒だと思います

しかし、クロスの仕上がりは下地が大きく作用するので、プロでも手を抜きません

DIY初心者さんは、作業スピードがゆっくりなので、シーラーでの糊の吸水スピードを遅らせながら、慌てず丁寧に作業しましょう